夕立の激しさから一転、雨あがりの匂いが夏を想起させるような、そんな雰囲気のバンド「雨のパレード」
アクセスありがとうございます。管理人のChemicalです。
梅雨も明けて本格的に夏が始まりました。
今年は空梅雨で、思ったよりも梅雨を実感できなかったと思います。大人になった今は雨が降らなかったら傘を持ち運ぶ必要がなくてうれしいのですが、子供のころは傘があっても雨が降ったら水たまりに突っ込んでいく、そんな経験は誰しもあると思います。雨って今だと自然にテンションが下がってしまいますが、昔はそれすらも楽しむことができていたと思うと大人になったなぁって感じます。笑
さて、3日連続の企画のとうとう最後、
第3回「夏を涼しくさせるピアノロックバンド紹介」を始めます。
前回、前々回とピアノロックバンドを紹介しましたが、それぞれのバンドによってピアノの使い方が違っていて、バンド自身の色が出ていることに対して、一概に一括りにできないものだなぁ、と思いました。
今回紹介するバンドは、今まで紹介した2バンドとは違うテイストです。
それこそ趣味で音楽を聴いていて、専門的なことが言えない僕としては、おそらく「ロック」という括りで紹介してはいけないバンドだとは思いますが、新時代の音楽としてぜひ紹介したいバンドの1つです。
バンド名は
「雨のパレード」です。
赤坂の列伝ツアーで初めてライブに行って、
2016年の「踊れるバンド」代表して、今や有名な
「夜の本気ダンス」
やフレデリック、オープニングアクトで出ていた
「TRY TRY NIICHE」
と一緒に出ていたのが雨のパレードでした。
音の柔らかさが特徴的で、見に行った時もベースの是永亮祐さんが和音を多用していたことがとても印象に残っていました。(僕自身がベースをやっているのでライブ行くとどのバンドもついついベースを見がちになってしまいます笑)
「踊る」
とひとことで言っても、いろいろあると思います。音楽を聴かないことにはどんなバンドか紹介できないので、下にメジャーデビューした時の曲を張っておきます
聞いてみたらわかるように、クラブミュージックやロックのように打ち込みや4つ打ちを多用してノリノリで踊りたくなる、という曲ではないのですが、「自然と体が動いてしまう曲」であることは間違いないです。
僕の印象として、それぞれのパートの主張はそこまで強くないんですが、ふと聞こえる音やメロディーに引き込まれる楽曲が多いバンドです。
また、残響・余韻をとても感じるバンドで「音」の性質を最大限に引き出していることも魅力の一つです。
パートの位置もドラムをステージの右手において、シンセ2台を並べるように置くのではなく、対になるように置いていたり、曲以外の部分での表現力も印象的です。
音楽活動以外にもデザイナーなど、「表現集団」として様々な活動をしていて、グッズのデザイン性の高さもこのバンドを紹介する上では紹介しないといけない部分です。
ライブに行ったら是非グッズもチェックしてください!
HPもデザイン性が高いのでアクセスしてみてください
さてさて、全3回「夏を涼しくさせるピアノロックバンド紹介」が終わりましたが、皆さんの気になるバンドはいたでしょうか?
人間は、機械と違って「歌詞・メロディーからイメージを膨らませることができる」生物です。
バンドメンバーが好き、メロディーが好き、など好きな音楽を聴く理由はそれぞれ持っていると思いますが、たまには違う視点から音楽を聴いてみたら新しい発見があるかもしれません。
雨のパレードは表現力の工夫に卓越した能力を持っていると思うので是非一度ゆっくりと聞いてみることをお勧めします。
以上、Chemicalでした。
次の更新はいつになるかわかりませんがなるべく早めに更新しようと思います。笑